2018年10月11日
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土澤アートクラフトフェア 原作本販売レポート

10月7日、8日は土澤アートクラフトフェアに参加しました。

土澤アートクラフトフェアは、街かど美術館実行委員会さんの主催する、春秋に開かれるイベントです。画家、萬鉄五郎の生地、岩手県花巻市東和町土澤地区を会場に、いろいろなジャンルの芸術家が全国から集まり開催される、アートプロジェクト。手作りの品物を中心に様々な作品が即売されています。今では毎回数万人の人々が集う大イベントになっています。

 当映画製作実行委員会の一部有志がここで映画の原作本の販売をさせて頂きました。「新花巻駅物語り~甚之助と万之助」渡辺勤著。ちなみに当映画企画・コプロデューサーの高橋さんが東和町の図書館に置いてあったこの本を手に取ったのが、映画化のきっかけです。
渡辺勤先生は市街地の開業医です。御本人のお話によれば、当時の拠点だった上町の事務所で、初期の運動の中心人物だった東北新幹線問題対策花巻市民会議(略して市民会議)のメンバーの愚痴を聞いてあげるような役割を果たしていたのが渡辺先生だったようです。

市民会議の運動は決起集会までは順調だったものの、次第に誹謗中傷なども増えてきてメンバーも離れ、特に地権者との折衝がうまくいき始めるまでは様々なトラブルが発生し、大変な思いをしながらの活動だったようです。それを陰で支えていたのが、渡辺先生ほか地元で活動しているメンバーでした。
渡辺先生は駅設置がなった後、特に甚之助と万之助の2人に焦点を当て、時代小説風に運動をまとめて、所属されていた医師会会報に連載していたのでした。連載終了後自費出版されたのがこの「新花巻駅物語り~甚之助と万之助」というわけです。
本は自費出版の限定販売ですから当時のものは売り切れてしまってもうありません。映画の撮影が進み、完成が近づくに当たって資金不足をいくらかでも解消できたらという渡辺先生の心遣いで、再版されたのが現在出ているバージョンです。
1000冊あったこの本も、残り150を切りました。もし機会があれば、皆さんお手にとってみて下さい。当時の熱い気持ちがいきいきと描かれています。

風の影響などで大変だった中、トリックスターの松本さん一家、企画の高橋さん、ほかご尽力頂いた皆様お疲れ様でした!おかげさまで結構売れたみたいですね~。ご購入いただきました皆様、ありがとうございます。

2018年9月4日
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第4回賢島映画祭 レポート

三重県志摩市で行われました第4回賢島映画祭終了しました。「ネクタイを締めた百姓一揆」ご当地映画の皮を被った本格歴史映画、いや両立できてるからご当地映画なのに本格歴史映画by東北の田舎町在住有志、なおかつ147分大長編。
大阪・門真国際映画祭に続いて映画祭での上映です。上映作品選定の審査の方々、よくぞ147分選んでくれました!これ、本当に毎回お礼を言いたいです。絶対めちゃくちゃ躊躇する部分ですので。
さて、映画祭のほうですが、
・特別賞
受賞しました。賢島映画祭関係者の皆様、何度も何度も映画を観て頂きこの日も1日中上映作品に及び向き合って頂いた審査員の方々、また忙しい中ご来場頂き鑑賞頂いた皆様、ありがとうございました!製作に携わったすべての方々はおめでとうございます!

一応全部観て、個人的にはグランプリ!なんですけどね~(笑)。当映画関係者の皆様すみません獲れなくて。地域主役型と見せかけつつ実は本格歴史映画だから仕方ない・・・ということにしといて下さい~!!

 

じゃ、ちょっと駆け足で、賢島映画祭、振り返ってみたいと思います。


1日夜、岩手からは5人、車で往復2000キロ、出発です。1日夜岩手発、2日の朝に志摩に着き、2日の夜に志摩を出て、3日の昼岩手戻りの計画ですね。


ハイすみません着きました~(笑)。

三重県志摩市賢島。まずは景色というかその地形がすごく特殊でビックリ。真珠のアコヤ貝が元々たくさん自生していた地域だそうで、現在でも真珠の養殖が盛んです。船着場には真珠屋さんがいっぱいあります(か・・買いました笑)。そんなに時間が無くて船に乗れなかったのが残念でしたけど、次は船に乗りたいですねえ。島一周もしたかったな・・・。


せっかくですから賢島をご案内します。これは賢島駅前にある英虞湾、賢島周辺の地図です。


駅前はこんな感じですぐ船乗り場があります。一周したかったですね~。


真珠のお店が立ち並びます。


真珠の養殖が盛んで、今も主な産業になっております。お店で真珠の核を入れる道具を見せてもらいました。


賢島は2016年にサミットが開かれた場所です。サミット記念館は駅の2階にあります。


会場の賢島宝生苑です。

 
会場では主催の志摩ムービークルーズのTシャツを着用したスタッフの皆さんがお出迎えしてくれました。

 
大阪から来た玉垣エーイチと合流。

映画祭は朝から夕方まで(終了時刻がいつもよりはるかに遅いのって我々のせいですよね(^_^;))、映画観まくりの1日でした。地域主役型の映画ということでしたがそういう枠を超えてやっぱりどれも光るところがありますね!


上映前の舞台挨拶と、授賞式前の様子です。


特別賞(一般でいう審査員特別賞でしょうか?)受賞しました。


小野さんがこの看板の前で写真を撮りたいと言うので、「賢者が島にやってくる」写真です。映画の中では「ソガワ」役をつとめた小野さん、実はこの日が初鑑賞なんですね。映画すごく良かったそうです。

懇親パーティも盛大でして、料理美味しかったです。食べまくる千田さん小野さんの証拠写真がありますので御覧ください。

主催の志摩ムービークルーズの方々、映画祭スタッフ及びご参加の方々、また当映画製作実行委員会から参加してくれた千田さん松本さん佐々木さん小野さん豊岡さん、本当にありがとうございました。今回初めてこの映画を見たソガワ役の小野さんがすごい良かった初めから終わりまで釘付けと言ってくれたのがとても嬉しかったですね。

また、「ネクタイ~」上映前に、帰ろうとしていたお客様(大長編なので、何本も上映される中で鑑賞するのはちょっとタイヘン^^;)がいらっしゃったのですが、志摩ムービークルーズの会長さんが、「身につまされる大事な映画だからぜひ見てって」と声をかけていたのが遠くで聞こえまして。すごく嬉しかったですね~。皆さん忙しくてあんまりお話ししてませんが、そんな理由で私はここの会長さんにとてもとても感謝しております。

また個人的なことですが昼食のときに同席させて頂いた「ひなたつむ」の吉木監督が、私が昔活動していた頃のことを知っていて声をかけてくれまして、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。予想外の出会いで面白かったな・・・。

そして。片道約1000キロ、往復で2000キロくらいの道のりを、みんなで運転してひたすら走りまくった車での行き帰り、夜中だったこともあって、普段話さないような突っ込んだ作品談義が出来て、これも面白かったなあ。


大阪で豊岡(玉垣)さんと別れ、北上で千田さん小野さんと別れ、花巻で佐々木さん松本さんと別れ。
皆さん往復2000キロひた走りの長旅、お疲れ様でした。

皆さん三重に寄ったとき、賢島にぜひぜひ立ち寄って下さいね!特産品の真珠、プレゼントに買いましょう(笑)

2018年8月1日
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門真国際映画祭2018 レポート

門真国際映画祭2018終了しました。「ネクタイを締めた百姓一揆」ご当地映画の皮を被った本格歴史映画、いや両立できてるからご当地映画なのに本格歴史映画か???(今後はこう説明しようかと)by東北の田舎町在住有志、なおかつ147分大長編。
そもそも選出されたこと自体本気か?と少し思いましたけど。今風に言えば、メール二度見しましたもんね。
・最優秀脚本賞
映画部門において最も優れた脚本の作品に送られる
・最優秀ケータリング賞 
全部門共通で最も素晴らしい食事風景の写真に送られる
以上2つ受賞しました。門真国際映画祭関係者の皆様、ありがとうございました!

また惜しくも受賞は逃しましたが
・助演男優賞ノミネート 小野智明(ソガワ役)
映画部門において最も優れた助演男優に送られる
ノミネートは入選作品の中でも絞られて、4,5人ほどしか無いので、ノミネートされただけでもなかなかの結果です。

多分世界でも門真にしか無い「ケータリング賞」は最初何かの冗談、ネタ的な賞かと思いましたが、説明を聞いて共感しましたのでお読み下さい。食事風景の写真を送って欲しいということで最初何かの間違いではないかと思いましたが。そうではなく、映画(他こういった作品)の製作現場では、映像に出てこない様々な裏方スタッフの下支えがある。それが端的に表されているのが食事風景であり、それに敬意を表し門真独自の賞として設定されたのが最優秀ケータリング賞とのことでした。受賞できて大変光栄です。

また最優秀脚本賞は、原作や実話を基にした作品に与えることはあまり無いそうなのですが、フィクション部分が史実を汚すことなくむしろ綺麗に融合し物語を昇華している力量に対して、とのことでした。ええ、これはその通りですのでありがたく受賞させて頂きます。さすがこの田舎のおじさんおばさんばかりの大長編映画を、限られた時間枠の中で上映しようというチャレンジャーな審査員の方々は話がわかって助かります。ありがとうございました。

助演男優賞は受賞は出来なかったのですが、私たちの映画は登場人物が主要どころだけでも数十名となる群像劇ですので、ノミネートされただけでも存在感を示した感じです。有名な人も結構出演されてるんですよ、いまやインディーズという枠も必要ないくらいですね。

台風が来て一時閉館になったり大変でしたが、第一回とはとても思えないような熱意ある映画祭でした。授賞式、演出が素晴らしくて。あんなに盛り上がる映画祭って初めてでした。書きたいことはいろいろあるのですが長くなるので。主催の方々、映画祭スタッフの方々、駆けつけてくれた千田さん豊岡さん山内さん、本当にありがとうございました。

いやー大阪・門真、良かったです。皆さん大阪に寄ったとき、門真に立ち寄って下さいね!なんかたこ焼きが妙に安くてうまいんですよ。

  

   

  

  

   

 

2018年7月6日
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門真国際映画祭スケジュール

スケジュール決定しております!
門真国際映画祭 7/27-29日

「ネクタイを締めた百姓一揆」は最終日29日の10:00頃よりメインスクリーンで上映となります。

他、28日にサブスクリーンでの上映もございます。

詳しくはhttp://www.kadoma-filmfes.com/

他の上映作品は劇場公開作、各地の映画祭での上映作品など有名な作品が多いようで、こちらも楽しみです。

そんな中で日曜日に147分も頂いて上映されるとは恐縮ですが、それ以上のものを観客の皆様にお届け出来る映画ですのでぜひ足をお運び頂ければと思います。

2018年6月26日
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門真国際映画祭2018 7/27-29

この映画は147分の長編自主制作映画ですが、選考を通過して映画祭で上映して頂けることになりました。大阪府門真市で行われる、門真国際映画祭です。
http://www.kadoma-filmfes.com/

映画祭というのは日程が決まっているため、限られた時間枠の中で上映作品を選定しなければならない。集客確実な話題作ではない大作を上映するというのは結構難しいんですね。そんな中で、選んでいただいたことに驚くとともに、大変ありがたい気持ちです。

地元だけの武勇伝にならないよう、普遍的なテーマ(ざっくり言えば物的インフラ整備に込められた人々の思い)を込めて作りましたので、どの地域で観ていただいても面白いはず、という確信はあります。3月の久慈の上映でも、お客様の反応は良く、地域を離れ客観的な視点で見て頂ける感じを受けていたところでした。ですので、大阪、門真市の皆様にもきっと何か伝わるものがあると思っています。

2018年4月18日
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この映画の製作を振り返って~監督から 58

第58回 全体で見れば資金を集めるための時間はありましたし、集めやすいように情報もたくさん出しました。予定した金額は内容を考慮すれば大きな金額では無かったはず。

資金の件はちょっと複雑で、そもそも準備委員会が機能していなかったので、クラインクインの時にまだほとんどお金がありませんでした。そして企画者は自身の都合で一旦ドロップアウトし、製作委員会は資金を担当すると手を上げた当時の顧問という人物が引き継いだが結局何も行われなかった。その状態で撮影は進んで行き、撮影が後半に入り映画の完成が見えてきたところで、このことが大きな問題になった。

ここで企画者が本格的に復帰し、再度資金を集め始めたが、うまくいかなかった。なぜか。

2018年3月28日
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この映画の製作を振り返って~監督から 57

第57回 その他、こういった形で説明しにくいスタッフや、スタッフ外の方々の様々なご協力で、映画の製作は進んでいきました。前にも書いた通り、トラブルが無かったわけではありませんが、各人が知恵を絞って困難を乗り越えて行く様はとても頼もしく、手放し運転しても大丈夫かなと錯覚するほどでした。

それが錯覚だと気付かざるを得なかったのは、資金集めの件が進んでいなかったからです。

2018年3月26日
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久慈上映会終了しました。

久慈での上映会(映像アートマネージャー養成講座in久慈さん主催)無事終了しました。


久々の久慈。ロケではお世話になりました。

遠方でのことで果たして集客がどうなのか?と心配でしたが、この映画を推してくれた畠山さんの全力疾走はじめ、主催の皆さんのおかげで70名のお客様に来て頂けました。結構早くから(上映開始1時間も前から)並んで頂いて恐縮でしたが嬉しかったですね。

 

タダセイコウ役の堀切さんの歌でお客様を迎えて、上映・・・。設備もよくいい状態で上映してもらえました。関係者のトークがあり壇上には私と堀切さん(製作)松本さん(録音)高橋哲郎くん(照明)と上げて頂いていろいろ話をさせてもらったのですが。司会の畠山さんが映画の内容に踏み込んでくれたのが嬉しかった!あとはみんなうまく喋って多分、映画の製作状況や内容も今までで一番伝わった。物販もすごく売れました。

 

というか観客の皆さん、上映主催の皆さんとも、映画として見てくれたのが嬉しかったなー。と。上映終了後、私は久慈に宿泊だったのでミーティング等含め出席させて頂いたのですが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。なぜか。とてもシンプルな話で、映画を大事にしている方々と出会うことが出来た。なんかいろいろ言ってはまずそうなことも含めて話しましたけど、結論としてはそう、映画を見せる仲間、という感じが凄くあって、楽しかったんだと思います。上映終了後のミーティングで、なんか涙が出たんですよね―。

映像アートマネージャー養成講座は、宮古シネマリーンの櫛桁さんがここ数年毎年沿岸部で開設している講座です。映画などの映像作品を、正式に上映するためにどうすればよいか、を学ぶことの出来る、地方では本当に数少ない場です。今回は久慈の受講生の皆様によって私達の映画が上映されましたが、沿岸部各地で受講生の皆さんが上映会活動、映画祭開催など行い、映画の芽が育っているようです。

そのような団体ですので、作品をとても大切にして下さって、ご来場頂いた観客の皆様に映画をちゃんと届けることが出来たのだと思います。

皆さん本当にありがとうございました。

2018年3月18日
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この映画の製作を振り返って~監督から 56

第56回 食事つまりまかないは、映画には映りませんので、直接関係ありません。ですが、その日のスタッフのモチベーションを大きく左右する可能性があるため、責任は重大・・・というのは私はそこまで考える余裕がありませんでしたが、きっと彼らは考えていたと思います。そうでなければ毎回美味しい食事が出てくるわけはありません。ロケ地には大体は満足な調理場がないので、事務局から運んだりすることもありました。少ない予算や持ち寄った材料で、どうしたら飽きないメニューが作れるか、心を砕いてくれたものと思います。

2018年3月12日
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この映画の製作を振り返って~監督から 55

第55回 キャストは、今回の映画は何しろ・人数が多い・拘束期間が長い・映像なので年令や性別を誤魔化せない、等の理由もありましたし、とにかく年齢と性別くらいの条件で、あとは不問で手当たり次第声をかけて頂きました。演劇経験者やテレビで活躍していたメンバーがいて助かりましたが、多くは未経験者です。セリフを覚えてそれが自分の言葉のように口から出るようになるには、努力が必要です。そして現場では細かい動き、タイミング、表情、相手とのかけ合い。時には寒い中でも設定の関係で薄着で・・・でも実はとても楽しいのもキャストかな。という気もしますがね。