2018年3月1日
から shinhana-eiga
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この映画の製作を振り返って~監督から 49

第49回 制作部は最も日常の仕事量が多かったのではないかと思いますが、メンバーがそれぞれベストを尽くして、とても良いチームが出来ていたのではないかと思います。ロケ地との交渉、出演者の交渉や連絡、ロケ地が多くて出演者も多いこの映画ではこれらは大変な仕事だったはずです。彼らが意欲的に動き回ったことで、いろいろなところに繋がりが出来、予算や委員会の規模からは不可能とも思えるような撮影も出来た。

2018年2月27日
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この映画の製作を振り返って~監督から 48

第48回 撮影開始直後は、私の方も全く手が回らず、次の撮影予定を組むのさえ撮影数日前で、まあ何から何まで大変な状況でした。しかしそれぞれの部署が徐々に仕事内容を把握し、理解の早い方々が主体的に動くようになってきて、製作チームは数ヶ月で安定しました。その製作チームの中身を、再度ご紹介したいと思います。

2018年2月26日
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この映画の製作を振り返って~監督から 47

第47回 こういった大問題はさておき。普通の撮影そのものが大変でした。だってほとんど全員素人なのに、私からは、お客さんが納得してお金を払うようなレベルでやれと言われるんですからね。まあ、私が言ってるんじゃなくて、映画が言ってるんですけどね。

そんなことで大問題以外にも中・小問題が山ほどありましたが、それぞれの部署がある程度安定して活動出来たのは、彼らがしっかりしたチームを作っていたおかげです。

2018年2月25日
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この映画の製作を振り返って~監督から 46

第46回 リスクというのはどこまでをリスクというのか、これは非常に難しい問題です。ただ、映画としては真っ当に撮ることが出来た。キャストの決断に感謝です。

一方で、この件で私は少し楽しんでいたことがあって、自分の考えを持っている人が何人もいた。利害や雰囲気や何かではなく、撮影、映画というものに対してのその人の考え方、論理、そういったものでぶつかってきたということ、それが少し面白かった。それはこのチーム作りが成功していることの証左ですので、困ったと言えば困ったのですが、良かったと言えばよかったですね。だからこの件は、結論が出た後もお互い協力して前に進むことが出来た。これはこの時双方とも、筋が通っていたからです。

2018年2月24日
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この映画の製作を振り返って~監督から 45

第45回 撮影のために必要な準備をする側と、安全性や衛生面での問題を指摘する側とで、戦いになってしまいました。撮影をしようとしていたのは私と録音部の一人だけですから、数だけで言えば多勢に無勢です。最終的に何で決まったかというと、キャストの声でした。いろいろな説明をして沼の水質検査の結果まで伝えた上で、キャストに聞いたら、やると答えました。それで、撮ることが出来た。

でも実は、強硬に反対していた側の主要な人物のうちの1人は、このキャストの奥さんです。この人は旦那さんの身が心配だったのです。だから、この件ではスタッフとしてどうなのかはわかりませんが、奥さんとしてはとても素敵な話じゃないでしょうかね。

2018年2月23日
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この映画の製作を振り返って~監督から 44

第44回 キャストの1人が沼に潜るシーンが有り、これを準備しようとしたところ、一部のスタッフから強い反対を受けました。危ない、衛生的にも問題がある、そこまでして映画を撮る必要があるのか。沼に潜らないで撮ればいいじゃないか。そう言われました。

しかしながら、映画というのはそういうものです。沼に潜っているシーンを、沼のほとりで撮ると言うのは、何かが伝わらなくなります。

映画は、もちろん無くたって死にませんから、撮らなくたって良い。ただ、撮るなら、あるべき姿に近づけるべきだ。うまくいえないのですが、そうとしか私は説明できません。

2018年2月22日
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この映画の製作を振り返って~監督から 43

第43回 後はもう、撮るだけです。はじめはちょっとぎこちなかった彼の演技も、回を重ねるごとにうまくなっていきました。・・・不思議なものですよね。最後の方はむしろ、他の人より堂々と演じていたかもしれません。

そうそう他にもちょっと大変な事がありました。まあ大変なことはいっぱいあったんですけど。

沼で撮影しようとしていたシーンが有りました。しかし、スタッフから大反対を受けてしまったのです。

2018年2月21日
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この映画の製作を振り返って~監督から 42

第42回 決まったからには撮り直しです。彼が参加して市民会議結成のシーンを撮り終えた時。制作の女の子が泣きました。私は気付かないふりしましたけど、気持は良くわかりました。そうでしょうね、もしかしたらここまで苦労して撮ってきた映画が、完成しないかもしれないという危機でしたから。それを、事情を汲んだ上で参加してくれた彼が、この日救ってくれた。

2018年2月20日
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この映画の製作を振り返って~監督から 41

第41回 さてその場で彼に、全てを説明しました。代役であることも当然話しました。静寂の中みんなが固唾を飲んで見守る中、彼の答えはイエスでした。この時は本当にほっとしましたね。ただ、元のキャストが結構上手だったので、初めてホン読みした時にまるで棒読みだった彼がどこまで出来るのか私にはわかりませんでした。わかりませんでしたが、とにかく来た人全部出してきたこの映画です。決まったらあとは、やってもらうだけです。

2018年2月19日
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この映画の製作を振り返って~監督から 40

第40回 しかし元のキャストはやはり続行は不可能でした。ミーティングに無理を言って来てもらい、強く話をしました。継続する意思はあったものの、周囲にこれまでのことを謝ってまで続けることは出来ないということで、それではとても無理でしょう。私も断念しました。後は、新しい候補の方が、引き受けてくれるかどうか。翌週、彼はミーティングに呼ばれ、来てくれました。