山田修平(株式会社交友社 社長、月刊『鉄道ファン』発行)
新花巻駅開業までの長い請願活動の歴史を後世に伝える、きわめて貴重な映画であり鉄道ファンにもお勧めしたい。 地元を愛し、その地元の将来のために新駅請願に命を賭した方々の純粋な熱意に心を打たれる。
「新花巻駅開業までの長い請願活動の歴史を後世に伝える、きわめて貴重な映画であり、鉄道ファンの方々にもお勧めしたい。新駅請願活動の裏には、当時の花巻市民の「絶対に駅を誘致するんだ」という強い決意を感じる。請願活動を柱に据えて、国鉄民営分割化、国鉄労働組合スト権スト、オイルショックという社会の激変、さらには人間ドラマを織り交ぜた展開は150分近い上映時間を感じさせない。登場する自動車や施設、服装などには時代考証の苦労が垣間見えて興味深い。地元を愛し、その地元の将来のために新駅請願に命を賭した方々の純粋な熱意に心を打たれる」
谷健二(映画監督、渋谷のラジオパーソナリティ)
誰も真似できないであろう壮大なる自主映画。映画作りの全てが詰まっている。とにかくたくさんの映画人に観てほしい作品。
「誰も真似できないであろう壮大なる自主映画。登場人物の成長と駅設置にかける情熱が、どこか映画製作とダブって見えてくる。その融合していくさまに心を打たれた。映画作りの全てが詰まっている。とにかくたくさんの映画人に観てほしい作品です。」
徳永ゆうき(演歌歌手、俳優)
駅ひとつの建設でいろいろな動きがある中、市長や自治体の皆さんの熱い思い、諦めない心、全力を尽くす姿は素晴らしい。
「駅ひとつの建設でいろいろな動きがある中、市長や自治体の皆さんの熱い思い、諦めない心、全力を尽くす姿は素晴らしいと思いました。
今では当たり前の光景も過去には様々な背景があり、沢山の方のご尽力があって今がある。ということを忘れてはいけないし、そういった方々への感謝の気持ちも忘れてはいけない、と改めて思わせていただいた作品でした。」
西薗修也(ムービーズカフェマテリアル主催、中之島映画祭ディレクター、俳優)
歴史は少数の個人が作るものではなく多くの人間によって初めて作られていくことを切実に語ってくれている。
「この映画には、様々な年代、様々な立場、様々な考えをもった人間が登場する。それら多くの登場人物が卓越したバランスで描かれる。ほんの少ししか登場しない人物にも、製作者の愛情を感じてしまう。そしてそのことが、歴史というものは少数の個人が作るものではなく多くの人間によって初めて作られていくものだということを、切実に語ってくれている。P.S.舞台となった花巻に行ってみたくなってしまった。」
奈須 崇(門真国際映画祭運営事務局代表・審査委員)
時の流れの非情さに胸を締めつけられる快作。人の心の動きが丁寧に描かれた147分のスピーディな映画である。
「史実を元にした映画は脚本賞を受賞しにくいが、この映画はユーモラスな表現力が脚本を彩り、俳優を染める。ユーモラスであるからこそ、哀しさは増し、時の流れの非情さに胸を締めつけられる。快作。人の心の動きが丁寧に描かれた147分のスピーディな映画である。門真国際映画祭2018の脚本賞は本作であると胸を張って言いたい。」
市原洋(俳優・カメラを止めるな!等)
とても切なく胸を締め付けられた、成功談だけではない深みのある映画。地域によらずたくさんの方々にも観て頂きたい作品です。
「できないわけがない!だからやる!!」14年もの時間をかけて不可能に挑戦した事実に基づく物語。昨今、互いの主張が交わらずに対立だけ深まっていく事象が多いなか、本作品を観てとても考えさせられました。ラストシーンは、とても切なく胸を締め付けられます。わかりやすい成功談だけじゃなく、そこにまつわるエピソードが描かれ、より一層作品に深みを感じました。地域にゆかりのある方はもちろん、そうではないたくさんの方々にも観て頂きたい作品です。
小田中卓也(シワキネマ代表)
最後まで正攻法で作り上げた”エンターテイメント”に心から拍手を贈りたい!画面の内外からほとばしる熱さに撃たれてください。
この映画。“再現ドラマ” ではなく、事実を基にした“エンターティメント“ に仕上がっているのが何より嬉しい。駅実現に向けて動く熱い男たちの物語を、よくぞここまで最後まで正攻法で作り上げたと、心から賞賛の拍手を贈りたい!地元有志による映画作り。私はたまたま2、3時間だけ役者として参加させて頂いたが、どのシーンもあの撮影時のように皆一丸となって真正面から作っていったかと思うと胸が熱くなった。いや、実際に熱い群像劇なのですよ。2時間半、画面の内外からほとばしる熱さに撃たれてください。
志摩ムービークルーズ(賢島映画祭主催)
この作品には大きなエネルギーがあり、それが波動となって観る人を奮い立たせるんだ。
いやぁ「地域主役型」映画としてはグランプリものだったね。
演技を超越して当時の想いがビンビン伝わってくるんだよなぁ。
この作品には大きなエネルギーがあり、それが波動となって観る人を奮い立たせるんだ。
忘れかけてた日本人の熱い魂を感じさせるいい映画だ。
菅野勝一(長岡アジア映画祭実行委員会!)
にわかには信じられない実話の途轍もない群像ドラマ。登場人物一人一人が、そこに生きていた。
「このままじゃ、どっちにしろダメだ。だから俺はやる!」
劇中のセリフだがこの途方もない映画つくりの間で監督は何度も呟いたのではないだろうか。
にわかには信じられない実話を映画と郷土への熱量で一気に魅せてくれる途轍もない群像ドラマ。登場人物一人一人が、そこに生きていた。
しかし膨大なスタッフ、キャストの青春を束ねて、困難さえも容易に超えて1本の魅力ある映画に仕上げてる手腕は数多あるインディーズムービーの中で愛してやまない『黙って前見て運転せよ』から一切ブレない河野監督の手腕、それがより強靭になってさらに魅力あふれる映画になってることが嬉しかった。
古茂田耕吉(カメラを止めるな!録音技師)
なにも守る物の無い純粋な作品。夢を動かす結束の力を知らされた。
なにも守る物の無い純粋な作品。 個人では叶わぬ夢を動かす結束の力を知らされた。それは作品の内容でもあり、この映画そのものでもある。 多くの人に観てもらいたい良作。
弦間彩華 (IBC放送アナウンサー)
当時の市民の熱さや真っ直ぐさがダイレクトに伝わって来る、
当時の市民の熱さや真っ直ぐさがダイレクトに伝わって来る、